expedition to Shinjuku PIT INN②

新宿PIT INN

8月31日…と、聞くと
『あぁ、夏休みがホントに終わるんだな〜』と毎年思います。
学生時代はもとより、今でも学校関係の仕事をしているので
よく考えると、ずーっと学生さんと同じサイクルの生活なんですよね。


さて、そんな夏休み最終日。私は今日もPIT INNへ。
今夜は、板橋文夫+梅津数時DUO。
実はこの梅津さんがお目当てだったりする。
昨夜の仙波清彦氏と今夜の梅津数時氏は、水野さんの『METHOD』参加メンバーなのですな。
ちなみに、村上PONTA秀一氏も参加してます。
こうやって聞くだけでも、結構すごいメンツだと思うのは私だけ?
周りの人間にはまったく理解されないので残念なのですが。
んで、その『METHOD』みたいな空気感を持つアルバムが私は大好きで
それに参加されている方を一度見ておこうと。




とりあえず、昨夜の仙波さんを見ただけで


あぁ…なんかわかる気がする…



と思ったり。


今夜も楽しみです。
しかし、drumsもbassも無しだと、どこ見ていいのかどうも落ち着かない気もする(笑)



昼間は新宿の街をそれほどうろつくこともなく
お昼を食べにちょこっと外出しただけで、部屋でDVDなんぞ見ながらレポートなんかを書こうかなと。
あまりはかどってませんが。(−−;
LIVEまであと数時間。 まったり過ごすことにしよう。
そんな今日の音はfragile『BACK SKIP』







…ふぅ〜。
行ってきました、板橋文夫+梅津数時DUO。



ここまで聴きに来てよかった!!



ってのが率直な感想。




昨日といい今日といい、やっぱり平均年齢が比較的高かったですね。
7月の中村達也氏を観に来たときは、若者メインでしたが。


今夜は梅津さんにかぶりつこうと、昨日とは反対の梅津さん側に陣取った。
いい位置です、ハイ。
いやー…ホント、釘付けになりました。


しょっぱな、1曲目が終わった時、お客さんの拍手がすごかった。
客席は5〜60人ってところかな?てな人数なのに、何だったんだろうあの拍手。
演奏している側も、もちろんそれは感じるでしょうけど
本当に今日のステージを楽しみにしている、『聴きたい』と観客が求めている
そんな風に感じた熱い拍手でした。



しかしまぁ 何てキョーレツな御方…


ホント 『強烈』っていうより 『キョーレツ』 って感じの方ですね。
こういう方、大好きです。



もともと、なぜ梅津さんを知るようになったかというと
10年ちょいくらい前ですな、真心ブラザーズの『素晴らしきこの世界』という曲の中盤で
めっちゃくちゃカッコいいsax soloを聴いて『だ…誰コレ?!』と中ジャケを引っ張り出し
見つけた名前が梅津さんだったという。
その後、スカパラクリーンヘッド・ギムラの追悼LIVE(みたいなステージ)で
sax吹いてはったのを見て、衝撃を受けました。
そして今夜、念願かなって生・梅津さんだったという。




そうなんです、実は梅津さんを生で聴いたのは初めてだったのですが、期待通り、いやそれ以上かな。
こう…何て言ったらいいのかな、すごくワクワクしたんですな。
去年、教授のコンサートで『戦メリ』を生で聴いた時のように
こみ上げるというか、沸々と滾ると言うか、湧き上がってくるようなワクワク感みたいな。



アルトサックスとソプラノサックス、クラリネットバスクラの4本を
それぞれ使い分けてはりました。
音楽的にどうこうっていうのは、私のようなど素人にはわかりませんが
ただ、ワタクシの触覚がずっとピクピクいってたのは確かです。
sax誰が好き?って聞かれたら、やはり今までと変わらず
梅津さんとスカパラGAMOさんの名前を挙げるでしょう。



梅津さんの『月光値千金』も良かったなぁ。 
なかなかスマートな綺麗なお声でした。
10月に京都RAGに来はるんですよね〜…ヤバイなぁ行きたくなってきた。



さて、明日の早朝に新宿を発ち、18切符で神戸に帰ります。
明後日からはまた現実が待っているぞぉ。