3×3 4th albumレコ発LIVE&Tour@京都RAG

3X3 4th album “2857”

遂に・・・やってきましたよ、念願のこの日が。
初めて3×3のLIVEを観れる日が。
ちなみに、3×3はピアノトリオ。
水野正敏(b)、大徳俊幸(p)、東原力哉(ds)という編成。
今回のアルバムにはギタリストの矢堀氏もゲスト参加しています。


その 4th albumのレコ発Tourで、前半の11月は京都と大阪
後半は、月末には東京、と言うスケジュールです。
本数的には4本なんで少な目ですね。残念。


水野さんのHPに
3X3のジャケットは 誰でも分かる 某映画のパロディーでして」
とあるんですが
ホント一発でわかりますね。(笑)


【set list】<1st stage> Dolphine Dance / Court / Fontenine / stablemates<2nd stage> Footprints / Jail break / Butterfly / That's That
[EC] Milestone / Anytime I feel




さてこのツアー、最初ゐゑろは京都だけにしようかなーと思ってましたが





2days行って正解だった




と、今になってしみじみ思いました。



さて、火曜日と言うことで、もちろん昼まで授業はあり
午後からは、中間テストの成績の提出と小テストの点数付け・・・
講師の先生方と雑談に興じたり・・・と、予定よりも学校を出るのが遅くなってしまいました。
原チャを神戸駅に置いてから、阪急電車で京都へGO。
京都RAGに来る時は泊り込みで来るので、とりあえずチェックインし
一息ついてからRAGへ向かう。
四条烏丸から三条河原町まで歩き、木屋町通りを上ると
エンパイヤビルが見えてくるのですが、そこの5FにRAGはあります。
個人的にココのお店は好きです。



お店に着いたのは19:20頃だっただろうか。
いつもとほぼ同じ席。 最前列のどまん前のテーブルです。
いるメンバーも大体同じですなぁ。(笑)


おそらく開演予定時刻きっちりに始まらず、10分か15分押しだろうなーと思っていたので
すぐに1drink・1foodの注文をする。
お客さんの入りはまぁまぁってところでしょうか。
でもゐゑろの予想よりは少ないかなぁ。
こんなすごい“妖怪+宇宙人+恐竜”という面子が揃ってるのに。
その昔、大阪バナナホールでお客さんが15人という大赤字のLIVEもあったそうですが。



予想通り、開演時間を過ぎても始まらない。
真横を誰かが通り過ぎたので見てみると
水野さんがステージに譜面を取りに来られたのだった。
今までPONTA BOXなどで音では色々聞かせて頂いてきたのだけれど
生・水野さんにお会いするのは、この日が初めて。
いつも黒っぽい服を着てらっしゃる印象だったのですが、この日も全身ほぼ黒でした。
思わず目で追っていると、楽屋に戻られる時に目が合ってしまい
(おそらくゐゑろがニコニコしてたからだと思うが)
にっこり笑みを浮かべてくれました。
水野さんは、写真とかで見るよりも実際にお会いした方が、断然印象がいいですね。
CDのジャケット写真とかでは、あんまり笑顔で写ってらっしゃらないからですけど
笑顔が柔らかくて、非常に素敵な方です。




そうこうしていると、力哉さんのボーヤのデルデル君をカウンター近くで発見。
力哉さんも現れ、カウンターでお知り合いの方とお話されてました。
夏の間はビーサン・短パン・アロハという三拍子揃っていた力哉さんですが
この日はジーンズに柄物のシャツと言ったカジュアルな服装。
アロハも悪くないんですが(笑)、落ち着いた服装っていうか、そういう服装だと
ダンディーなジャズメンって感じなんですよねぇ。(下ネタトークは変わらないだろうけど)


しかし・・・デルデル君は11月なのにTシャツですな。



さて、19:45に15分押しで1st stage START。
この日は全体的に空気もお客さん自体も硬かったような気がします。
翌日の大阪ロイヤルホースでは全然空気が違ったので、やはり硬かったんでしょう。
拍手とかも初日と2日目では違ったなぁ。
その理由の一部は翌日わかったわけですが
MCで発覚したのは、リハーサルをほとんどやってないということ。(笑)




ある意味・・・これが3×3が3×3たる所以か。さすがです。



何でも、大徳さんがこの日朝6:00まで飲んでいたらしい。
そして今現在もお酒が抜けていないご様子。(つーかさっきも飲んでたし。(笑)



大徳氏「だって、朝の6:00まで飲んでたんですよぉ〜
    それで16:00に京都に着くのは無理ですよ〜。(笑)」



意外です。
大徳さんのルックスだけ見ると、とてもそんな方だとは思えないんですが・・・。
むしろ、そのキャラクターはナニワの恐竜の方では・・・



水野氏「だから今日、我々ほぼリハ無しでやってる訳なんですよ。
JAZZってこーゆーところがいいですねぇ。(笑)
     でもなんというかやっぱりちょっと、心配と言うかアガってますが。」


力哉氏「おっさん、声裏返っとるがな!(笑)」




さすがは予定“不”調和の3×3・・・




見にきてよかった。(笑) これだけでも2日間十分楽しめる。





LIVEの方は、というと、少々硬い感じもしましたが
そこは、さすがはこのお三方。素晴らしい圧倒的な迫力の演奏。
「Dolphine Dance」や、new albumからの新曲「Court」
過去のアルバムからの「Fontenine」など1時間で4曲を演って1st stage終了。30分ほど休憩に。



30分の休憩を終え、21:15頃に 2nd stageがSTART。
しょっぱなはPONTA BOXでもやってた「Footprints」。
そして「Jail break」が始まり、「Butterfly」へと続きます。<アルバム「Ⅲ」より
もちろん1曲ごとにMCがはいるわけですが。




あ、ついでにこの日のMCで、new albuのタイトルが何故「2857」なのか判明。



今までのアルバムも全部数字関係で来てるし・・・って訳で








単に、『税抜き価格にした』んだそうです。





しかし・・・この2曲、たまらんです、ハイ。
念願の2曲が生で聴けようとは・・・感動です。
しっかしすごいスピード感ですなぁ・・・
Butterflyもまた、前半と後半のこの緩急の差がいいんですよねぇ。
ちなみに、いつものように私の目はもちろん力哉さんに釘付けな訳ですが
なぜかはわかりませんが、シンバルに注目してました。
うーん、なんでだろう。
おそらく、どこかにポイントを置いて聞いてみようと思ったんでしょうな。



そして最後にnew albumから「That's That」。




水野氏「これは、『はい、それま〜で〜よ』って言う意味なんですかね?」


大徳氏「え、そうなの〜?これ。」





・・・なんて薄い・・・もとい! 軽〜いMCなんでしょう。まるで世間話レベルです。(笑)



まぁ、直訳したら あれはあれ になっちゃいますね。
それにこういうのって訳しちゃうと面白くないですよね。
私の場合はNANIWA EXPRESSの「This is It!」とそのタイトルの由来が思い浮かびましたが。


以上4曲で2nd stageも終了〜。
先にCDを買っておくべ!って事で、まず今のうちに「2857」をGET。
ECは2曲。「Milestone」とアルバムから「Anytime I feel」。
最後は大徳さんの美しい曲でしっとりと終わったのでした。




今夜は京都泊なので、あわてて帰る必要もなし。
お三方にCDジャケットにサインしていただこうと、しばし待つ。
すでにレジカウンター横で大徳さんや力哉さんにサインしてもらっている人も何人かいる。
水野さんはコードや譜面を片付けてらっしゃる・・・
まぁ急ぐことはない、邪魔もしたくないし、後で落ち着いた頃に・・・と周りを見渡すと
力哉さんのボーヤのデルデル君発見。
この間BIG APPLEでお話させてもらったり、写真を撮ってもらったりしたので
ちょっと話しかけてみた。
色んなところでいろんな人と会ってる訳だから、覚えてなくて当たり前、と思ってたんですが
覚えててくれましたねぇ、BIG APPLEの時のこととか。
いやぁ、おぼろげでも嬉しか〜。^^


他にも、実際にやってる人に聞くのが一番だと思い
「ど素人な質問なんですけどいいですか?」と
ドラムセットについてちょっと質問したりもしました。
私は普段、力哉さんのタイコを聞く時は、叩いてるところを想像しながら聞いてるのですが
ここんところシンバルの音色に注目して聞いてたので
シンバルの種類についてとか、教えてもらいました。
ドラムセットって人によってもちろんセッティング違いますしねぇ。
そんなに普段から目にするもんじゃないし、こういうときに聞いちゃおうってことで。
丁寧に教えてくれました。ありがとうございました。m(_ _)m



LIVEも終わったし、あまりデルデル君の邪魔をしてはいけないと思い

「ありがとうございました〜 すいません、お仕事あるのに邪魔しちゃって。
 気にせずお仕事して下さい。 」
とお礼を言うと
「んじゃ、ちょっと仕事してきますわ。」とステージの片付けに行きはりました。
4月に一度だけ力哉さんがBIG APPLEで自分の代わりに叩かせてたけど、それ以来見てないですなぁ。
また一度聴いてみたいもんです。




少し人もハケてきたようなので、今のうちに、と
レジカウンター横で大徳さんと力哉さんにCDジャケットにサインをしていただきました。




力哉氏「彼女は垂水のライブとかにも来てくれてんねん。」


大徳氏「へ〜、垂水って・・・あぁあの舞子の方にある。へ〜。」



大徳さん・・・だいぶシラフになってきましたかね。(笑)



そして最後に水野さんに。
自分の席に荷物を置いていたので座っていた席に戻ると
ちょうどステージ上の片づけを終え、何人か周りにサイン待ちらしき人がいてはりました。
「水野さん、私もサインお願いしていいですか〜?」とCDを差し出すと
椅子に腰を下ろしながら快くサインしてくださいました。



あまり長くお話してたら申し訳ないかな〜と思い、サインのお礼を言って帰ることにしました。
いや〜・・・こんなにお話しすることができるとは・・・贅沢な時間だった。
だって今から約10年前に夢乱で力哉さんを初めて聴いて
そこからPONTA BOXとかも聴くようになり、その時から音で知ってたミュージシャンと
こうやってお話させていただくことができるとは・・・
10/31が誕生日だったので
「この2daysは自分から自分への誕生日プレゼントじゃ〜!」と思って計画したんですが
こんな嬉しいプレゼントはなかなかないですね。 感謝感謝。


RAGを出ると、すっかり外は冷え込んでいた。
でも心地よい空気でしたなぁ。
途中コンビニでお茶などを買出しし、20〜25分ほど歩いて烏丸のホテルに到着。
あ〜〜〜最高やったぁ〜 明日も見れるんかぁ〜 嬉しい〜〜
とか何とかいいながら、あっという間に眠りへと落ちていきました。



うーん 贅沢じゃった♪
明日は大阪ロイヤルホースだ。