ウチに来た子たち

Ko Shimizu @ULTRA TRIO

某氏のサイトでかわいいネコにゃんの写真を見て
デレ〜っと見とれてました。
どーも、ゐゑろです。(パクリ



写真と今日の日記は全然関係ないんですが
とりあえず、ミニライヴでの清水興さんを激写したのでこれを♪
実はこの日、お3方と色々喋ったり
写真まで一緒にとってもらったりしたんですが(至福
Koさんは初めてでしたが、非常に話しやすい気さくな方でした。
10年前に初めてブラウン管の中でお会いして以来ですが
Koさんが交友関係が広いと言うのが、その人柄でわかりましたね。



ちなみに、力哉さんは
ゐゑろが「垂水のLIVEにもいたんですよ。」と言うと


「(指差しながら)あ、メット!! そうや〜、バイクで来てんねんなぁ。」


と覚えててくださったようで。また感激。



さて、話は戻り。
聞けば、某氏勝手にネコにゃんが入ってくるそうな。
ちょっとびっくりでしたが、そういえば・・・と思い出しました。




いや、勝手に入ってくるんではないんですが
今を去ること・・・何年前だろう、かなり前ですが
ゐゑろは、小さい頃から、動物が家にいるという環境が好きでして
しかしウチの母親が『4本足(=犬、ネコ)は絶対にダメ』と言うので
わんちゃん&ねこちゃんは飼えなかった訳で。
仕方なく、ではないけど、必然的に?「じゃぁ小鳥」ってことになるじゃないっすか。
だから、幼稚園くらいからいっつもすぐそばに
文鳥セキセイインコ、キンカチョウ、十姉妹などがいたんです。
いっぺんに全部じゃないですよ、文鳥×2、その次はセキセイ×3とか。


たいてい文鳥に落ち着きましたね。
あの、冠婚葬祭いつでもOK!ばりな、桜文鳥の色合いが好きで。
頭は黒、ほっぺが白、体はグレー、おなかは白、くちばしはピンクっぽい赤、あんよはピンク。
うーん、思い出すだけでにやけてしまう。
いや、もちろん白文鳥もかわいいんですが。
とにかく文鳥大好きなのです。今でも。(この間Tシャツ買っちゃったくらい
かなりたくさんの子が我が家にやってきて、我が家の庭に眠っているわけですが
それでも印象に残っている子というのはいるもので。



昔、ある子がいたんですな。名前はピー助君。(♂・年齢不詳)
たいてい我が家に来る子は、ゐゑろが小鳥やさんからヒナ我が家へ連れ帰り
スポイトで餌をやりながら、わが子のように育てていくのですが
ピー助君だけはそうじゃなかったのです。


ウチの母が、朝早くに玄関の周りをはいているときに、目の前の道路に何かがいた。
よく見ると、ポツンと1羽の文鳥がじーっとこちらを見ながら佇んでいたそうな。
まぁ、犬やネコと違って触りなれているので手を出してみると
普通に手に乗ってきたので、そのまま家の中へ連れて帰ってきたんです。
レアな登場の仕方ですよね、これ。


そこから彼の生活は始まったわけですが
彼ピー助君は、普通の文鳥とはなんか雰囲気が違うのです。
それまでに最低でも10〜20羽以上は色んな鳥を見てきたからわかるんですが
なんていうんですかねー・・・見た目が物凄く美しいんです。
スタイルと言い、羽のつやといい、とにかく綺麗でバランスが整ってて。
目の周りのピンクの輪っかも途切れずにつながってて、くちばしも大きくて
足もしっかりしてて・・・その上雰囲気が気高い感じがする。
鳥なんか全部一緒〜とか言う人もいるけど、歩き方とかも違うんです。
手に乗ったときの感触も、一人ひとり違うんですよ。


その時すでに、ピーちゃん(♂)とペペちゃん(♀)という2人が家にいたんですが
この2人、全然仲良くなくて別居させてたんですよね。
ピーちゃんがえらいかんしゃく持ち?で
ゐゑろにしか懐かなくて、人をこつきまくる子でして。
一緒にヒナの時から育てたんですが、だからと言って仲良くなるわけではないらしい。


そこへ、おそらく人間界で言うところのイケメンのピー助君が
新たに我が家へ加わったんですが、ぶっちゃけ
おうち(=鳥かご)が3つになると掃除やらおき場所がしんどい・・・と思ってました。
すると。
ペペちゃんがピー助君と仲良しに。LOVE★LOVEですよ。
やはり女はイケメンには弱いのでしょうか。
しかしまぁ良かった。
それに、ちょっと細身のペペちゃんと気高いどっしりとしたピー助君は
非常にお似合いでありました。
3羽を庭で散歩させても、ピーちゃんは1人でうろうろ
ピー助君&ペペちゃんは、2人連れ立って草を食べてました。
家の人間もそりゃー懐いてくれる方が可愛いですから
ペペちゃん&ピー助君に関心が行きますわな。
そりゃ見たらこっつきまくる子よりそっちに行きますわなぁ。
でも、ゐゑろはそんな素直じゃないかんしゃく持ちのピーちゃんを
いつも抱っこしてたもんです。
自分の姿を投影してたのかもしれませんね。



そんな3人も、悲劇的な最期を遂げることになりました・・・。
まず、ピーちゃんは庭で散歩中に、ゐゑろの目の前でネコにさらわれました。
この時ばかりはネコをうらみました。
そして残された2人のうち、ピー助君は、家の中を歩いていた時に
食事の準備中だった母が気づかずに軽く踏んでしまったらしい・・・。
学校から帰ってきたら冷たくなってました。
それでも、死んでる姿を見ても、綺麗な子やなぁと思ったものです。
そして残されたペペちゃんは、鳥かごの掃除中に誤って外に飛び出してしまい
お隣さんの敷地に入ってしまい、そこで隣の犬に噛み殺されました。
ホント、この3人が死んだ時は号泣でしたねぇ。



数年前まで家にいたムーちゃん(♂)&ミーちゃん(♂)というコンビも
これまた性格が全然違う子で、お互い仲が悪かったんですが
それぞれかわいい子でした。
ムーちゃんは本当に素直で明るい子で可愛かった。もちろんミーちゃんも。
2人はそれぞれ病死だったんですが
普段、結構わがままであんまり素直じゃないミーちゃんは
初めてゐゑろの手の中で看取った子でした。



ムーちゃんが病死(風邪の悪化による肺炎っぽい)した1年と数ヶ月後。
風邪を引いてそれが悪化してしまい、もともと弱かった心臓に負担がかかったのです。
通院してた病院で、もう覚悟した方がいい、と言う日になって
酸素を入れてもらっている時に
いつもなら酸素中はじっとして眠っているミーちゃんが
何を思ったか、突然「出してくれー。抱っこしてくれー。」と言わんばかりに
入り口をくちばしで上に押しあげようと、暴れだしたんです。
最後の力を振り絞ったんでしょうね。
その姿を見てもう耐えられなくなったゐゑろは、先生に
「開けて抱っこしてやっていいですか?」とお願いして、手のひらで抱っこしました。
手のひらに乗ると、落ち着いたようで
それからものの数分で、ミーちゃんは眠るよう脱力していきました。



この2人が我が家からいなくなって、今では同じ庭に眠っているんですが
暫くウチに全く動物がいない状態が続きました。
そんな時に、塾の生徒のKくんが「先生、道に落ちてた」と連れてきたのが
何を隠そう、我が家の今の主であるクーちゃん(オカメインコ・♀・年齢不詳)です。
彼女は一切懐いてくれませんが、これまた美しい子です。
お店や病院で色んなオカメインコみましたが
うちの子以上に美しい子はそうそういませんでいしたね。 いや、いなかった。
繁殖用で飼われてたのが逃げ出したんですかね。
それくらい羽のつや・スタイルなどをみても、ピー助君同様、非常に整ってます。
そんな不思議な縁で我が家にやってきた子も何羽かいましたが、みんなそれぞれ可愛い子でした。^^