釧路・知床 一人旅 旅日記その② 東へ

yellow_10312005-08-26

旅日記第2弾です。
今のところ順調に書いてますがこの先はどうなることやら。^^;
そうそう、今日早々と愛車VINOちゃんが修理から帰ってきました。
財布はだいぶ痛かったけど、VINOちゃんも痛い目にあわせてしまった。
これからは大事に乗るから、また頼むぜ相棒。m(_ _)m


さて、ココからが旅日記です。
今日の写真は、この日撮ったものじゃないんですが
夕暮れ時に見た雲です。 色とか形が綺麗で思わずカメラを向けてしまいました。
何となく好きで。
列車内から取ってるんで、揺れてて手振れが酷かったけど頑張った。



◆8/12(金) 札幌〜北見へ移動
札幌 9:36 → 岩見沢 10:20---10:35 → 旭川 12:49---15:05 →北見 18:25




6:20起床。
車掌さんのアナウンスで目が覚める。
上段のベッドから梯子をつたって降りると、ちょうど長万部あたりを通過中だった。
天気は生憎の曇り空。
山側の個室は日本海側の夕日は楽しめないけれど、早朝の太平洋を眺めることが出来る。
これがせめてもの救いだ。
長万部〜洞爺〜室蘭〜登別〜苫小牧・・・と暫くは右手に海を見ながら
身支度を整えたり、朝ごはんを食べたりして過ごす。
昨夜金沢で購入した幕の内は予想より美味しく箸も進んだ。 朝っぱらから贅沢な時間だ。
洗面所が込み合う前に、海が見えない区間を走っている間に顔を洗いにいくことにした。



車掌さんのアナウンスによると
今のところ先行列車の遅れのため、トワも15分ほど遅れているらしい。
9:05に札幌に到着し、ゐゑろが乗り換える電車は9:36・・・まぁ大丈夫だろう。
でも余裕はあまりないから、急いで18きっぷなどを購入しなければ。


苫小牧から札幌までの間はもう海は見えない。
登別や南千歳で数人の乗客が降りていく。
去年来た時もトワが遅れていたため、南千歳で降りて札幌までいけなかった。
でも今回は終点の札幌まで乗れるぞ。
充電器をとりはずし、キャリーケースのファスナーを閉めていよいよ降りる準備。
22時間の旅はあっという間だった・・・。



9:25 札幌到着。
結局20分遅れのようだ。
先頭車両まで行って写真を撮っている時間はないので、泣く泣く諦める。
まぁいいさ、まだ帰りがあるから。
キャリーケースを転がしながらみどりの窓口18きっぷ購入。
これがこの旅の移動手段だ。今日はひたすら東への移動日。
キオスクでおにぎりを1つ買っておく。
いざ道東へ向かうため、改札で1つ目のハンコを押してもらい、岩見沢行きの電車の待つホームへ。



岩見沢行き普通電車に乗車。
札幌から岩見沢へ。岩見沢駅で旭川行きの電車へ乗り換え。
待ち時間が15分ほどだったので、北海道にしてはスムースな連絡だ。
道東ではこうはいかない。
今朝9:30の時点で札幌の気温は28度だったらしいが、湿度が少ないので関西より涼しく感じる。
途中で滝川に到着(11:15)。
なんと12:01まで45分間の停車。都市部だと考えられない・・・。
ホームには下りずに、今朝からの一日の流れをメモっておく。
ゆれる車内ではなかなか書きものは出来ない。
妙に眠気と腰痛が襲ってくるので途中で耐え切れずに眠る。
気が付くと電車は動き出し、旭川に到着していた(12:49)。



旭川は内陸にあるので暑い。まるで京都のよう。
それでいて冬は鬼のように寒い土地。氷点下20度を下回ったこともあると言う。
そんな旭川駅前でしばらくうろうろすることに。
今日の目的地・北見に向かう電車は、15:05の特別快速きたみまでないのだ。
しかも、この電車を逃すと今日中には北見へ到着できない。
2時間ちょっと時間があるので改札を出ると、駅前は非常に拓けていた。
この旭川には、かの有名な旭山動物園がある。
17日によることにしているので今回は街中をぶらつく。
駅前にコムサストアがあった。久々に入ったなぁ。
セールをしているようだが、荷物になるので必要最小限のもの以外は買わない。
これ以上キャリーケースが重くなったら嫌だ。



そういえば、昨日の昼から温かいものを食べていない。
ちょっと薬も飲みたいし・・・ということで近くにあったケンタッキーに入った。
これまた久々だった。
移動中にご飯を済ませたりするので、お弁当やおにぎりなどが中心になってしまう。
こういう旅では温度のある食べ物?が恋しくなるのだ。
ちょっと充実して満足。薬も飲んだし、これで体調がマシになればもっといいけれど。
気が付くとあっという間に14:30をまわっていた。
そろそろ行くか、と途中でドラッグストアに寄ったりしながら
駅へ向かって荷物をコロコロ転がす。



予定通り15:05に旭川を出発。
快速だけあってか2両編成。
この電車に乗ってしまえば、後は18:25に北見につくまで乗りっぱなし。
内陸を走っているので山しか見えない。
上川を出て石北トンネルを抜けると一気に涼しくなった。少し霧も出ている。
遠軽で列車は方向転換。進行方向が変わるので、乗客はそれぞれ座席の向きを逆にする。
ここから北見までは各駅停車だ。



3時間半の列車の旅も終わり、18:25に北見に到着。
結構な距離を移動してきたもんだ。
今日の移動はココでストップ。
ココから電車を乗り継いでも網走までしかいけないし、網走駅前にはあまりリーズナブルなホテルはないのだ。
ここ北見までは通常の運賃なら札幌から¥5770かかるのだが
それを18きっぷで¥2300で移動できるんだから、18きっぷはありがたい。



北見駅旭川に比べると・・・静かな町と言うか何と言うか。
まぁ閑散としてるっつーんですかね。
座りっぱなしだけど長時間の移動だったし、さすがに暗くなってきたのでまっすぐホテルへ向かう。
駅前にFFとかないし。せめてコンビニくらいは欲しい・・・。
徒歩7分ほどのところに予約してあるホテルにチェックイン。
スーパーホテルってチェーンありますよね?
ココ、安いけどすごく使いやすいですよ。
部屋は綺麗だし、予約しておいた「低反発マットレスでぐっすり快眠ルーム」っていうのがあるんですが
これ、めーーーっちゃ寝心地よかったです。
値段の割りにはこの快適さ。こりゃー東横と並ぶ常宿になりそう。
チェックアウトの時の手続きが要らないというのも便利。朝は勝手に出ちゃえばいいんですって。
比較的近所にコンビニやモスがあったので、食料&飲料調達へ出かける。
帰ってきてテレビを見て天気予報をチェック。
明日は晴れのようでひと安心。
相変わらず旅行に出かけると、その土地の天気予報を見るのが好きで。
いつも見ている天気予報とは違うから面白い。お陰様で、北海道の地名は大体覚えてしまった。



翌朝は8:07の電車に乗らなければいけないので
乗り換えの電車や時間をチェックして1:00前には布団の中へ。
明日はいよいよ網走を経由して、摩周湖へ立ち寄ってから釧路方面へ。
オホーツク海を眺めながらの列車の旅だ。
去年は帯広経由で釧路に行ったけど、今回は北側から釧路へ向かうことに。
初めてのルート。
どんな景色が待ってるのかなぁ・・・明日泊まる宿はどんな感じなのかなぁ・・・と
いろんなことに思いをはせて心地よく就寝。