2007年度センター試験(英語) 総評

ランチ@金プラ

今年のセンター試験も終わりましたね。
私の担当生徒は私立文系&私立理系の2名のみ。
しかも、2月の一般入試がメインで
センター試験はセンター利用の私立大学に出願するかも、って程度で
それほど重視してはいませんでしたが
それでも一般入試前の第一関門ですし、いきなり2月に本番!!となるよりも
ここでちょっと入試経験を積んでおくのもいいかな、と思っているので
国公立大学受験者でなくてもセンターは勧めています。


2名中1名は、結果はまだ不明。
もう1名は、155/200点。物理が88/100点と、出来がよかったようです。


さて、今年のセンターですが、もちろん私も解いてみました。





がっ!!













残念ながら、今年も満点ならず。








しょ〜もない発音問題を2問ミスってしまい、196/200点でした。







ちくしょぉ〜・・・(悔)




それにしても、今年のセンター英語は
今までの過去問の形式に慣れている人は、ちょっと面食らったのでは。
去年までとはちょっと形が変わってましたからね。





前半第1・2・3問は、大きく変わったわけでは無いけれど


第1問は、発音・アクセント、語句強調問題が配点高くなった感あり。


第2問は、問題形式に変化なし。難易度も例年とそう変わらず、易。


第3問で問題形式に変化が。
例年は文整序だったのですが、適文補充になってます。
慣れてないと、ちょっと焦るでしょうが、文章自体は単語レベルも基本的だし
単語がわからなくても前後の内容から十分推測可能。
ただ、読む量が増えているので、速読できないと時間が足りなくなるでしょう。


後半の第4・5・6問の長文読解問題の配点も
去年までは、200点中110〜120点を占めていましたが、今年は100点ほどに。
第4・5問は、AとBの2問が設定されていて、その割にそれぞれの設問が少ない。
つまり、ここでも読む量が増えている
      →比較的基本レベルの文章の内容を早く正確に読み取る能力
これが必要とされているようです。
第6問は、それほど長い文章でもなくレベルも易。


後半の長文読解問題に関しては
単語レベルは易しいし、ひねったひっかけ問題も全く無いので
ゐゑろが毎年受験生に使っているZ会「速読英単語(必修編)」を
正答率80〜90%くらいにあげれば、十分得点できると思います。
もちろんそれ以外の単語帳でも対応可能でしょう。
速読になれていない受験生は、文章量が若干増えたため、時間不足になったかも。


予想平均点は・・・これも例年通り120点台くらい。
最近の学力低下を見越しつつ
文章量が増えた&問題形式の変化で焦った受験生が多ければ
120点を下回るかもしれないけれど
難易度から見れば130点は越えて欲しいところですね。