fazjaz.jp@六甲Maiden Voyage&大阪knave

大阪knave

週末になってやっとお日様が。
昼間の日差しはもう夏かと思わせるほど。
原チャ移動のゐゑろとしては
そろそろちゃんと日焼け対策をせねばならない時期です。


先週の今頃は・・・楽しかったなぁ。
そう、fazjaz.jpのLiveだったのです。


【fazjaz.jp@六甲Maiden Voyage(5/13) & 大阪knave(5/14)】
●矢堀孝一(G) 松本圭司(Key) 水野正敏(B) 村石雅行(Ds)●



関西でのLiveは京阪神
京都は流石に学校やら塾やらがあるし無理なので、神戸と大阪の2daysに参戦。
神戸・六甲Maiden Voyageには元生徒のNちゃんを連れて行きました。
そういえば、前回のザ・ダブラーズも連れて来ましたね。
彼女もこういう人たちを見たり聞いたりする機会はそうそうないでしょうから
たまには面白いのではないかと。




六甲Maiden Voyageでは対バン形式になっており、針鼠がOPENING ACTで登場。
甲陽音楽学院の直営店ということもあり
学生やそのお友達はたまた身内と思われる方々が詰めかけ
会場は立ち見まで出る盛況ぶり。
私とNちゃんは開場後10分過ぎに入っていたので、早々に右手のカウンターに陣取れました。
早めに来て良かった・・・。
でも、この場所がちょっと失敗で
ステージ右側の水野さんと村石さんが全くと言っていいほど見えない。
なのでこの日は矢堀氏と松本氏に注目。
翌日の大阪knaveではステージ全体が見渡せたし、たっぷり堪能できました。




実はこの日は一日大雨で、朝サンドに行く時にジーンズがずぶ濡れになってしまい
仕方なく、私にしては珍しいデニムのタイトスカート姿で登場。
Nちゃんに『就職活動してる人みたい。』といわれる始末。
時々、ちゃんとした女性らしい格好をすると、いつもと違った緊張感もあり
背筋が伸びるというか、新鮮な気持ちになりますね。
たまにはスカート履こう、ウン。





まぁ、その慣れないスカート姿のせいで
カウンターで足のやり場に困ってたのも事実ですが。





Liveの方はというと、神戸ではOPENING ACTがあったため 1 setのみ。
大阪は1st と 2nd setに分けて行われました。
両日とも1st album『Distortional Theory』にも収録されている「Elegant People」でスタート。
生で聴く『A NIGHT IN TUNISIA』は格別。
これ聴いてる時の私は、“ネコにマタタビ”状態です。
やっぱしょっぱな1分のベースソロ、これがキますねぇ〜。
あ、あと『Naima』『Invitation』も良かったし・・・チック・コリアのカバーもやりました。




後気づいたのが、金沢で見たときとは違って
リーダー矢堀氏がメインで仕切ってはりました。
MCも、いつもはマイク握って離さない水野さんがこの2日間 非常に静かでして・・・
Nちゃんも『ダブラーズの時とちょっと違うなぁ』との印象を受けたようです。







MCが長くても全然かまわない私としては(っていうか、それに慣れきってる)
もっと絡んでもらっても良かったのですが何か?(笑)










それはさておき。






100%スタンダードの選曲らしいのですが、set listはあまりはっきりと覚えてません。
(曲名知らないのもあるので)
六甲ではやらなかった『Palladium』『Havona』を大阪で聞けたのは嬉しかったなぁ。
特にこのECでやった『Havona』は圧巻でしたねぇ・・・鳥肌立ちそうになった。





大阪nkaveでは、神戸で水野&村石両氏を全く見れなかった分を取り戻そうと
Bass&drumsよりで見てたんですね。
特に水マニな私はどうしてもBassに目が行ってしまう訳ですよ。
お陰で この2日間で一番面白い瞬間を見逃しませんでした。









ある曲の途中でベースを肩から下ろし、水野さんはステージから楽屋の方へ・・・










暫くして・・・











あっ、戻ってきはった。










ん? イスに腰を下ろして・・・まだベース担がないのね。 ちょっと休憩かぁ。








(この間も演奏は続いている・・・矢堀氏の歪んだGuitarが響く・・・)










結構休憩長いなぁ・・・ まだイスに座ってベースを方から下げる気配も無い・・・










そんな長いこと・・・こんなん普通なんかなぁ・・・ええのんかいなぁ・・・











このまま横で一服しそうな勢いやなぁ・・・いつ演奏に戻るんかなぁ・・・?












流石にそろそろベース担がないといけないんじゃないっすか〜・・・?と
要らぬ心配をしたりしていると











ん?











突如、遠方に天敵を発見したプレーリードッグの如き表情で








※表情っつっても 本当に素な 真顔でしたが(笑)








慌ててベースを肩から提げて立ち上がり、譜面に目をやる水野氏。











・・・










完璧に忘れてましたね!! 今の表情は!!(笑)












ご自身のHPでも「Round About MidnightでのIntroを忘れるという・・・」 と書いてらっしゃいますが










ホントに ぼーっとしてて忘れてたようです(笑)











面白すぎる・・・(笑)










肩で笑いながら、これを見逃さなかった自分を軽く褒めてやる。










しかし・・・










真顔に戻り ベースを肩から提げ譜面目をやるまでの時間は








本当に2,3秒でした(驚笑)








流石は数々の修羅場・・・もとい、Liveをこなしてこられたベテランのなせる業。






素晴らしい!!(笑)










さて。
残念ながら、このtour直後に水野氏がfazjaz.jp脱退を表明されたので
この日がこのメンバーでの演奏の最後の日になってしまったという・・・。




水野さんは、数多くのユニットをやってらっしゃる訳ですが
私個人としては、3X3やA.P.J.が好みなのですが
それでもやはりfazjaz.jp脱退はちょっと残念で。
スタンダードをこのメンバーがどんな風に料理するのか?
それを楽しむもよし
メンバー的にも今後どんな展開が待っているのか?も楽しみだったのですが
ぶっちゃけ、水マニとしては、このメンバーに水野さんが絡んでいるから
どんな風になるのかが面白そうだなぁ、聴いてみたいなぁと思うわけでして
水野さんが脱退となると・・・失礼ながら単なるフュージョンバンドになってしまうのでは・・・?
と言う印象は否めない。
個人的には、村石さんとの絡みが見れなくなるのが特に寂しい・・・。




なんにせよ、水野さんとfazjaz.jpの今後の活躍をお祈りします。
当分Liveないから淋しい・・・ウウッ。(ノ_・。)